暖かい陽気に、海風が気持ちいい大島です。
さて、先日大島にて「こどもけんちく学校」が開催されました。
こどもけんちく学校は、JIA四国支部愛媛地域会の主催で開催され、「大島に物語が生まれるベンチをつくる」ことを目的に、子どもたちの目線で島に合うベンチをデザインし、製作、設置する体験学習です。
まずデザイン案を考えるため1月に大島へ来て、子どもたちが島を回り、どのようなベンチが合うか考えてくれました。全部で3案(3グループ)が出来上がり、それぞれデザインに込めた自分たちの思いもプレゼンしてくれました。
そして、3月に実際にデザイン案を基にベンチの製作をしてくれました。この日、当初は島で行なう予定となっていましたが、海が荒れてしまい定期船が欠航となってしまったため、別の場所で製作することになりました。
そして、4月4日に子どもたちがベンチを持って島へ再び訪れてくれました。
島での最後の仕上げとして、自分たちの名前入れ作業を行ないました。仕上がったベンチにはそれぞれ名前が付けられており、名前に込めた思いや、どのように使ってほしいか等、島民の皆さんに向け自ら説明してくれました。
(写真:左前・仲よしベンチ、右前2脚・ふれあいベンチ&ふれあいイス、後・おおしまる)
【ふれあいベンチ&ふれあいイス】座り心地良く、ゆったりおしゃべりしましょ!※漂流物を再利用したよ。
【仲よしベンチ】向かい合って座って、おしゃべりしましょ!ケンカしてても仲直り。
【おおしまる】船に乗って、漁師気分。みんなでおしゃべりしましょ!※海には浮かべません。
子どもたちが製作してくれたベンチは、島で大切に管理し、島民・観光客も利用できるようにしたと考えております。来島の際は、是非子どもたちが製作したベンチに座って島の時間をお楽しみください。
SpecialThanks:こども・けんちく学校の子供たち&JIA四国支部愛媛地域会様