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八幡浜大島 ポータルサイト

2018.05.10 ブログ

国に指定された岩石層!?

国指定天然記念物「シュードタキライト及び変成岩類」(2004年国指定)

シュードタキライトは「地震の化石」と呼ばれており、地震発生時の地盤の摩擦熱で溶けて固まった黒いガラスのような岩石である。本来は地中深くでしか見ることができないが地上で見ることができる世界的にも貴重に珍しい場所がある。

以下、案内看板より引用

 八幡浜市大島は三波川変成岩(北側)と、これにのし上がる片麻岩を主体とする厚さ約200mの大島変成岩層(南側)からなる。地大島は主として白亜紀真穴層からなる。大島変成岩類は地下深部の岩石層が露出したもので、日本列島の基盤をなす岩層や構造を直接見ることができる。 

大島変成岩類の中には5~6千年前に形成されたと考えられる大規模なシュードタキライト断層帯が存在する。シュードタキライトは、地下深部で高速で動き、地震が発生するときの急激な岩盤のずれによる摩擦熱で岩石が溶け、その液が固まった黒色ガラス質の脈状の岩石で「地震の化石」とも呼ばれる。シュードタキライト断層帯は海岸に沿って5帯ある。我が国では最大規模であり、大島変成岩類とともに地質学的に極めて貴重な岩石類である。

※現在見学道はありません。大変危険な場所でもあるため、現場近くの案内看板より先は専門家等以外立入禁止です。また、この国指定天然記念物エリアにおいて鉱物の採取・破損、保存に影響を及ぼす行為は法律で禁止されています。

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